『グッドモーンニン、ナツオ。アイラビュー』
フェロモンむんむんの声が目覚まし時計からエコーする。
「グッモーニン、キャサリーン」
夏生は覚醒するなり、目覚まし時計に熱い口付けをお見舞いした。
準鎖国の大東亜共和国において海外に渡航したり外国人と接することが出来る人間はごく僅か。
夏生はそのほんの一握りの人間の1人だった。
が、夏生はその特権をナンパによって、ほんの一時の恋人を探し出す手段として浪費しているのだ。
半年前に祖父に連れられて、兄弟たちと1ヵ月に渡り欧米旅行を楽しんだ。
その時に知り合った金髪巨乳美女キャサリンとの出会い。
目覚まし時計の再生音は、その恋の戦利品というわけだ。
「さて、と。本日のスケジュールは……」
夏生は分厚いメモ帳をいくつか取り出した。
その手帳には『美人女子高生』だの『美人OL』だのと怪しいタイトルがつけられてる。
「今日は隣町に行ってくるか」
夏生は性急に街に繰り出した。
鎮魂歌―季秋夏生―
「ねえ君、お茶しない?俺、こう見えても金持ちの御曹司なんだ。
ねえしようよ。その後はどこかのホテルで休憩してさあ」
「もう!いい加減にしてよ!」
夏生は下心まるだしだった。よく言えば正直、悪く言えば節操が無い。
こんなスケベなナンパで落ちる女など希少だということが理解できないのだろう。
ふられてもふられても夏生はめげない。
女が走って逃げれば、その後をしつこく追いかける有様だ。
「ねえ逃げないでよ。仲良くしよーよ」
「嫌よ、いい加減にして!」
女は夏生の鳩尾に強烈なパンチをお見舞いしてきた。
「うぉ、いいもの持ってるなあ」
感心している間に女はさっさと逃げてしまった。
「……また逃げられた。これで本日5連敗か。あーあ、兄貴たちだったら全勝だろうなあ。
俺と兄貴と何が違うんだ?顔は俺の方がいいってのに、最近の女は見る目なさすぎる」
「あるから、あなたみたいな理性の無い猿なんか相手にされないんじゃないのかしら?」
クールで可愛げの無い声が背後から聞えてきた。
それは夏生の好きな女の声であるにもかかわらず、夏生は不快になった。
なぜなら夏生はその口調に、心の奥底からの蔑みを強く感じたからだ。
ばっと振り向くと、六法全書を抱えた女が立っていた。
年齢は自分と同じくらいだろうか?(そんな年齢で六法全書だ)
肩まであるストレートな黒髪に、黒縁の眼鏡。
地味だが清潔感のある服装には色気の欠片も無い。
やや細めの目はあからさまに汚いモノをみるように夏生に視線を注いでいる。
夏生はその女を見た瞬間、警戒し身構えた。
本能的に、自分のような本能丸出し男の天敵だと察したらしい。
いかにも真面目な優等生と言わんばかりの、その女はさらに続けた。
「その若さでそこまで重症では、この先の将来も見えてるわね。
もう完全に手遅れでしょうけど、改心して少しは真面目に生きたらどうかしら?」
「俺にとってはこれが真面目な生き方なんだ!」
夏生は胸を張って叫ぶように言った。
「あきれた。その若さで怠惰な色恋に没頭なんて、もう将来が見えたわね。
猿よ、猿。いえ猿はさかりがなければ安全だもの、猿以下ね」
「俺が猿以下だと?」
「大発見だわ。東海地区では猿が喋るなんて」
「言わせておけば……俺を誰だと思ってるんだ?」
「スケベな猿なんかに名乗って欲しく無いわ。
あたし用事があるから、あなたなんかとこれ以上話する暇もないの」
つんと顔を背けると、その眼鏡女は立ち去ろうとした。
女好きの夏生は珍しく女に対してカッとなった。
「おい、ちょっと待てよ。逃げる気か」
生意気で無礼な女の肩に手を伸ばした途端、真横から第三者の腕が伸びてきた。
その腕が夏生の二の腕をつかんだと思ったと同時に、夏生は宙を浮いていた。
「へ?」
夏生はお調子者だが、幼い頃より鍛えられた戦闘のプロ。
油断してようが、簡単に投げ飛ばされるような男ではない。
その夏生が今宙を舞い、そのまま地面に背中から落下した。
「敏子、大丈夫だった?」
夏生はガバッと上半身をあげた。そしてあんぐりと口を開いた。
どんな凄い筋肉男だろうと見上げた相手はマッチョマンどころか男ですらない。
なんと高価な正絹の着物に身を包んだ女性だったのだ。
平凡な一般市民が見れば30半ばの貴婦人だと思ったことだろう。
だが夏生は女を一目見ただけでスリーサイズを当ててしまうほどの審美眼の持ち主。
それは女性の年齢にも通用する。
(40前後……いや40半ば。熟年の美女かよ、こんなおばさんが俺を投げた?)
ショックを受けながらも夏生は立ち上がった。
「どーも、20年前ににゃんにゃんしたかったですなあ」
開口一番はなった一言。代償は右頬が腫れ上がるほどの平手打ち。
「や、やりやがったなあ……女だと思って下手に出てれば調子に乗りやがって。
許さないからな、きっちりお仕置きしてや――」
夏生の後頭部に衝撃が走った。
肩越しに見えたのは、生意気な眼鏡女が分厚い六法全書を高々と持ち上げている姿ではないか。
「こ、この女、なにし――」
女が六法全書を振り下ろした。つい先ほど感じたばかりの衝撃が再び夏生を襲った。
さらに熟女が鳩尾に拳を入れてきやがった。
夏生はそのまま地面に倒れこんでしまった。
「……くそ、酷い目にあった。いってぇ……まだズキズキするぜ。
あいつら~今度あったら泣かせてやる。絶対に仕返ししてやるからな!
女だと思って優しい態度とってやったら図に乗りやがって」
帰宅すると夏生の耳に祖父の楽しそうな声が聞えてきた。
どうやら客が来ているようだ。
それにしても、あの気難しい祖父らしからぬ愉快な口調。
相手は祖父にとって余程大切な人なのだろう。
「おかえりなさいませ夏生様」
執事が恭しく頭を垂れた。
「誰が来てんだよ。じいさん、随分嬉しそうじゃないか」
「はい、九州に嫁がれたお嬢様が久しぶりにお里帰りを」
「九州の?」
夏生の父の妹、つまり夏生にとっては叔母に当たる。
祖父の季秋財閥・九州支社視察に同行した際、支社長の息子と恋仲になったらしい。
季秋家の令嬢が支社長程度の家に嫁ぐなんて分不相応だとの反対を押し切っての結婚だったとか。
旦那が海外支社勤務についてからは滅多に里帰りもしてない。
ああ、それでか。じいさんの機嫌がいいわけだ。
どんなに年取っても娘は可愛いもんだからな。
あーあ、節操の無い笑い声だぜ。俺にはあんな態度とったことないのに。
呆れながらも微笑ましく思いながら、夏生は自室に足を向けた。
すると、「夏生、帰ったのか?」と祖父の声。
「ああ」と答えれば、「おまえも来い。おまえの叔母さんが来てくれたんだぞ」と返って来た。
(挨拶くらいしておくか)
夏生は軽い気持ちで入室した。
「おまえが最後に会ったのは7歳の時だったかな、覚えているか?」
入室した途端、夏生はくるりと回転して背を向けた。
なぜなら後姿しか見えなかったが、叔母らしい女性が着ていた着物の柄に見覚えがあったからだ。
「芙美子、夏生だ。おまえも懐かしいだろう?」
「ええ、久しぶりね夏生。6年、いえ7年ぶりかしら?」
その声、忘れるわけが無い。
つい数十分前に復讐を決意したにっくき相手の声。
まさか、実の叔母だったとは!
夏生は運命を呪った。
「夏生、こちらの娘は芙美子の夫の姪だ。
子供のいない芙美子夫婦は娘のように可愛がっていずれは婿を取らせて夫婦養子にしたいというんだ。
おまえとは将来義理の従妹になる。ところで、いつまで背中を向けているんだ?」
「いやー、その……俺ってテレやだから」
夏生は、「じゃあ、そういうことで」と、退室しようとした。
「どこに行くの夏生、顔くらい見せてちょうだい」
いや見たら後悔するのはあんたですよ、なんていえるわけが無い。
「そうしたいのは山々なんですがちょっとわけありでして」
夏生は性急にドアを開けようとしたが、叔母が近付いてきた。
「どこに行くの。冷たい子ね、さあこっちを向いて」
夏生は強引に真正面に顔を向けられた。叔母は夏生の顔を見て驚いた、当然だろう。
「……やあ、叔母さん」
「……こんなことってあるのね」
道理で強いはずだった。
季秋家の子女は物心ついたときから護身術を教え込まれているのだから。
「おまえたち、どこかで会っていたのか?」
2人の只ならぬ様子に、祖父はぴんときたらしい。
「ええ、この顔。忘れようと思っても、忘れられないわ」
頼む、叔母さん!さっきのことは水に流して永遠に忘れてくれ!
「ところでお父様、実は私達、さっきたちのわるい悪ガキにからまれたの」
「何!?許せん、わしの身内に!!そいつの顔を覚えているか?」
夏生は今すぐ気絶したかった。
「御前、この男です!」
生意気な眼鏡女が夏生を指さした。万事休す!
「何だと、きっさまぁ!!」
その後は散々だった。夏生は祖父に盛大に叱られる羽目になったのだ。
それから2年の月日が流れた。
叔母は度々遊びに来た。
それはかまわないのだが、あの嫌味女・敏子も一緒だ。
「ただいま、今帰ったぜ」
帰宅すると執事が、「お帰りなさいませ、春香お嬢様がお待ちですよ」と告げてきた。
春香は夏生の1番上の姉だ(ただし母親は違う)
お嬢様専門の寄宿学校に在籍し、滅多に帰宅もままならない。
「春香が?弟として挨拶してやらないとな」
夏生は猛ダッシュ。
春香は、ちょうど中庭の庭園用テーブルで紅茶を飲みながら庭の景観を眺めていた。
「春香!」
「あら夏生、元気だったなんて質問は愚問のようね。会えて嬉しいわ」
「久しぶりだな春香、再会の挨拶代わりに胸もませろ!」
「季秋宗家のご子息はいつからこんなふしだら極まりない無節操なスケベになったのかしら」
夏生の表情が一瞬で強張り、口元はぴくぴくと引き攣っている。
女にスケベスケベと批判されることは日常茶飯事だ。
だが、この真面目ぶった女の言い方はとにかく嫌味で夏生の癇に障るのだ。
「敏子、おまえ性懲りもなくまた来たのか」
「伯母様のお誘いで。まさか、あなたなんかに会う為にきたと思っているのかしら?」
「いい加減に俺にいちゃもんつけるのはやめろ、会う度に文句しかでないのかその口は!」
「実のお姉さまにまで下心丸出しにする男を非難して何が悪いの?」
「馬鹿野郎!下心まるだしにしてるから下心じゃないんじゃないだろう!
上心なんだよ!俺はとっても明るい正直君なんだ、覚えておけ!」
春香は、「確かに夏生の言うことも一理あるわね」とニッコリ笑っている。
「狭い世界しか知らないおまえに教えてやるが、外国は挨拶に胸揉むんだよ!
俺は国際的な視野で行動してるんだ。ガタガタ抜かすな!」
春香が、「夏生、それをいうなら胸揉むんじゃなくてキスでしょ」とやはりニッコリ笑っていた。
「あー、本当にむかつく女だぜ」
敏子がその場から消えた後も夏生の怒りは収まらなかった。
「夏生、落ち着いて。でも、あなたも女の子に怒鳴ることがあったのね。
女の子には無差別に優しい子だと思っていたわ」
春香は微笑みながら紅茶を差し出してきた。
「あいつは例外中の例外だよ。第一、使用人の娘の分際で主筋の俺を見下しやがって。
叔母さんのお気に入りでなかったら、とっくに泣かしてやってるぜ」
「叔母様といえば、ねえ夏生、どうして叔母様が何度も足を運んでらっしゃるか知ってる?」
春香は口元に手を添えて、ふふっと笑みを浮かべている。
「いや知らねえ」
「叔母様は将来敏子さんに婿を迎えて夫婦養子にして狩野家を継がせるおつもりでしょ。
でも、叔母様も欲張りな方なのよ。いくらお気に入りとは言ってもね、敏子さんは叔父様の姪。
つまり叔母様の血は一滴も持ってないのよ。叔母様はそれが悔しいのね」
含み笑いをする春香に夏生は妙な予感がした。
「なあ、それって……」
「叔母様はおじい様にお願いしているのよ。敏子さんの夫にうちの子を1人欲しいって」
「あいつの夫にぃ!?」
夏生には男兄弟だけで8人いる。しかし季秋宗家の跡取りはたった1人。
だから叔母は甥を1人、自分達夫婦の跡継ぎに欲しいと祖父におねだりしていたのだ。
祖父の逆鱗に触れて季秋家から勘当された長兄・秋彦は論外だろう。
次兄・秋澄は季秋家の跡取りだから、これも除外。
「じゃあ夏樹兄ちゃんをあんな女の婿に?」
順番から言えば三男夏樹だろう。しかし春香は呆気なく否定した。
「あらあら夏生、もう少し想像力を働かせないと駄目よ。
夏樹さんはおじい様の大のお気に入りですもの。手離すはずないわ」
確かに秋彦を勘当した時、祖父は秋澄を差し置いて夏樹を跡取りにしようとしたほど、夏樹を溺愛していた。
「だったら秋兄か?」
四男・秋利の名を出すと、春香はころころと笑い出した。
「そうね、秋利をさん貰うことは叔母様も随分と乗り気だったらしいわ。
でも、おじい様は秋利さんを目に入れても痛くないくらい可愛がってらっしゃるのよ。
他家にあげたりするものですか」
「そうなると冬兄か……同情するぜ」
五男・冬也の名をだせば、これまた春香は笑い出した。
「まあ、冬也はさんはおじい様が寵愛している自慢の孫息子よ。
いくら最愛の娘の頼みとはいえ、平凡な家にくれてやるわけ無いじゃない。
賭けてもいいわよ。おじい様は絶対に承知しないわ」
春香はくすくす笑いながら、「きっと春海かあなたでしょうね」などと不吉なことを口走ってくれた。
「……じょ」
「冗談じゃないぞ!!」
「夏生ったら冗談よ。縁談話が出ているのは本当だけど、敏子さんもあなた達もまだ子供じゃない。
今はまだ眉唾よ。でも、後、5、6年たったら要注意ね」
「……じょ、冗談じゃない」
きっと春香は何か勘違いしているんだ、夏生はそう思うことにした。
思うことにしたが嫌な予感が頭を離れない。
おぼつかない足取りで廊下を歩いていると、タイミングよく祖父と叔母の声が聞えてきた。
「お願いよ、お父様。お兄様には9人も息子がいるのよ、1人くらい養子にだしてもいいじゃない」
「しかし……」
「お父様の言いたいことはわかるわ。狩野家じゃ格式が低いとおっしゃるんでしょう?
でも私の気持ちも考えてちょうだい。私だって自分の血を引く跡取りが欲しいわ。
まして、それが季秋宗家の息子なら、狩野家にとってこれ以上ない箔が付くもの。
お願いです。どうか季秋の血を狩野家にもわけて、お願いよ、お父様」
「私はあいつらを養子なんぞに出すために育ててきたわけではないぞ」
「でも季秋の跡取りだって1人で十分でしょ、お願いよ夏樹を……」
「馬鹿なことを言うな!狩野ごときの姓などを夏樹に名乗らせられるか!」
「秋利か冬也でもいいのよ」
「芙美子、おまえは私を愚弄しているのか!?
娘のおまえを嫁がせただけでも十分すぎる恩恵だ。
この上、秋利や冬也を狩野の養子に?
冗談じゃない、私は夏樹たちには分家させようと思っているんだ。
3人とも将来季秋を背負ってもらう大事な人間だ。
例え、おまえの願いでも、こればかりは絶対に承服しかねる」
(春香の言った通りだ……と、なると順番からいって春兄か)
「……しょうがないわね。ちょっと、いえ大いに不満だけど夏生で我慢するわ」
……え?
「敏子ったら、この家に来るたびに夏生とおしゃべりしているでしょう?
初対面の第一印象は最悪だったけど、どうやら気が合うみたいなのよ」
叔母さん!あれはお喋りじゃなくて口喧嘩です!!
「……夏生か」
じいさん!即、断ってくれ。さあ早く!!
「あいつなら全く惜しく無い。のし付けてくれてやってもいいぞ」
夏生の中で何かが壊れた。
「なっちゃーん、どうして囲いに行くなんて言い出したの?」
夏生は仲のいい従弟の理央を伴って香川県に来ていた。
「なっちゃん、盛大なミスして期限付きとはいえじいちゃんに勘当されたんだろ。
今、問題起こすと、今度こそ本当に勘当されるよ。俺知らないぞ」
「あのなあ、そのミスだって、じじいのせいなんだよ」
「何それ?」
「おまえは知らなくていい。説明したら長くなる」
祖父の残酷な仕打ちにカッとなった夏生は冷静さを失い、爆破作戦で大きなミスを犯した。
夏樹たちの気転がなかったら、今頃季秋家の人間は逮捕、当然季秋家はお取り潰しになっていただろう。
祖父の怒りは相当なもので、夏生はしばらく季秋家から追放されることになったのだ。
「大人しく謹慎してないと、今度こそじいちゃんに嫌われるぞ。
そんでもって季秋家から追い出されて、どこかの家に養子に出されるぞ」
「あのなあ、だからこそ、今のうちに俺の彼女つくっておくんじゃないか?」
「彼女?」
「ああ、そうだ。いくら、じじいがワンマンでも、可愛い彼女がいる男に嫌がる結婚無理強いはしないだろ」
「結婚、誰が?」
「……だから、おまえに話すと長くなるからしない。
みてろ~、何が何でもじじいが気に入るくらい最高の女を彼女にしてやる」
こうして夏生は危険を承知に囲いに潜入した。
そして運命の出会いを遂げたのだ!
「はい夏生さん、あーんして」
「あーん」
「美味しい?」
「うん、光子ちゃんが食べさせてくれたものは何でも美味しいの。
もっと食べさせてよ、光子ちゃぁあん」
「だーめ、指輪買ってくれなきゃ」
「わかったよ。光子ちゃんの頼みなら、なっちゃん何でも買ってあげるよ」
夏生は理想の彼女を見つけたのだ!
(顔良し、性格良し、敏子とは神と虫けらほどの差があるぜ。
これなら、じじいも喜んで俺達を祝福してくれるだろう。
敏子との縁談は破談だ。ばんざーい!!)
夏生はとてもとても幸せでしたとさ。
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